社長

2020年3月15日

公開日: 2020年3月15日

「楽しく働きたい!」

「自由な会社で働きたい!」

 

そう思っている人は多いでしょう。私も思っていました。

 

出社時間はフレックス、文化祭のノリでワイワイ仕事して、夜はみんなと飲みに行く。

最初はとてもいい感じかもしれませんが、だんだん不安になってきます。

履き違えた「自由」が蔓延することによって、会社が弱体化してしまうのではないか?という疑問です。

 

いま一度「私たちが本当に目指すべき組織とはどういうものなのか?」考えてみる必要がありそうです。

ベンチャー企業でよく言われるのが「ルールが明確でない」ということです。

少人数で運営している場合、リーダーの強い統率力があれば「ルールは必要ない」かもしれません。

 

しかし少し規模が大きくなると、「ルールがない」ことは部下にとってストレスになるかもしれません。

私自身今でも「自由に働きたい」という気持ちは変わらなく持っています。

でも、会社は利益を追求するための場所です。

目的に向かって仕事をするための場所です。

会社が利益を出さなければ、社員は食べていけなくなります。

自由な組織は一見「やさしい」組織に見えます。

でも、それで食えなくなったとしたら、それは本当に「やさしい」組織なのでしょうか?

 

きちんとルールがあり、ルールに基づいて粛々と仕事をし、利益を獲得する。

それが組織の役割です。

そういう組織こそが、本当の意味で「やさしい」のではないかと思うのです。

 

そして、組織の中で社員一人一人が切磋琢磨し

自身のスキルを向上させ「自立できる人間」になってきた時、ルールはひとつひとつ必要のないものとなり

働きやすい「自由な会社」に近づいているのではないかと思います。

きっと楽しく働いていけると思います。

 

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