今回のバースデーインタビューは、中央商品センターのデザイナー 田浦 チーフ。
そのクールな風貌(狼の目!?)から、“怖い人”と思われることもしばしば・・・
(実は私も8年間そう思っていました(笑))
でも、本当はとっても熱くてアグレッシブで、チームメンバー思いの田浦チーフ
今回はそんなチーフの全貌を明らかにしていきたいと思います
服飾の専門学校を卒業したチーフが、最初に就職したのは、メンズのアパレル会社
そこで、企画・デザインとしてアパレルデザインの基礎を習得します
そのころは、まだまだパソコンが一般的に普及している時代ではなく、デザインはすべて手書きで行っていました。
昔からアグレッシブなチーフは、仕事を変えながらどんどん新しい技術を身につけていきます。
その次に転職した会社は、食料品パッケージの会社
ここでは初めてパソコンを使ってデザインをしました。
こんにゃくや豆腐はスーパーで、大阪土産のパッケージは新大阪駅で、
田浦チーフがそのころつくったデザインのまま、いまだに販売されているそうです! (すごい)
またまたその次に就職した会社は、町の広報や新聞をつくるデザイン会社。
ここでは、文字の仕組みを徹底的に学びました
そんなとき、見つけたのが、林株式会社デザイナー募集要項。
仕事内容は“ロゴ作成等”。
文字が好きだったチーフは、これはよさそう!とタオルの会社とも知らず入社したそうです。
(この入社試験で社長に言われたのが、〝狼のような目をしているね”だったそうです!)
入社してみてびっくり!
ロゴ作成ではなく、等 の方が大部分!
今までしたことないようなディズプレイやタオルのデザインなどこんなにいろんな事をするんだ!
と驚いたそうです。(ロゴ作成は何だったのか・・・・・笑)
でも、そのおかげで なんでもやってみれば、意外にできるもんなんだ! と思ったというチーフ。
今では、展示会のメインディスプレイ等、経験者ではなかったとは思えないほどの圧巻の展示をしてくださいます
そんないろんな会社を経験してきたチーフですが、林株式会社はもう、12年目。
仕事をするうえでチーフが一番大切にしているのは、時間のメリハリ。
フリーのデザイナーではなく、会社員としてのデザイナーには就業時間の区切りがある。
その中で、どの仕事にどれだけの時間をかけるのかということをいつも明確にしているということでした。
そんなチーフのやり方を、最近増えてきた若い世代のデザイナーに伝えているのかな?と思いきや、
チーフの教育方針は全く逆。
チーフ自身、入社したときには自分の良いと思うことを自由にやって、自分にベストな方法を見つけてきた事が
今につながっているので、
この個性的なメンバーの集まりであるデザイン室を、
1つの教育方針でしばりつけてしまうのはよくない!
各個人が、自分のベストな仕事の仕方を自分で見つけて伸びてほしい。
そんな個の集団でありたい。
というのがチーフの思いであり、今後のデザイン室の目指す形です。
12年間の林株式会社の仕事の中で、チーフが生み出してきた商品はたくさん
その中でもとくに印象に残っているのは、〝アルチザンシリーズ”。
そのころの流行でもあったスイーツ型ギフトで、会社としても初の取り組み。
どのようにタオルを折って、ケーキに見えるようにするのか、毎日、タオルで折り紙をしている気分だったそうです。
工場へもわかりやすい加工の指示が必要なため、かなりこまやかな資料も作成しました。
結果的にシリーズ化し、最後にはホールケーキまで作ったそうです
そんなチーフも、プライベートでは、一男一女のお母さん
家事もしっかり手伝ってくれるご主人の協力もあり、家庭と仕事の両立をしっかこなされています。
しか~し それだけでは、おさまらないのがチーフ
興味のあることにはどんどん挑戦し、休日もヨガにマラソンにと自分の時間もしっかりたのしんでいます。
特に最近夢中なのは、”アシュタンガヨガ”
4年間続けたヨガをさらに極めるために習い始めたそう。
ハードで難易度も高いため、ヨガの講師が習うようなクラスに果敢に取り組んでいるそうです
(チーフらしいですね)
なんでも、ぱぱっとクールにさらっとこなしてしまう姿は、いつも真剣で、
その目が狼のようにするどい時がもしかしたら、有るかもしれませんが、
本当はやさしいよ 怖くないよ というのが、チーフから皆さんへのメッセージ
特に若い世代の方、どんどん私にぶつかってきてとのことでした(笑)
この記事を読んで、チーフのことを怖いと思う方が減ることを広報課は願っています(笑)
お誕生日、本当におめでとうございます
ご家族と素敵な誕生日を過ごしてください